『白内障の手術をした直後はよく見えたけど、また見づらくなってきたわ』という患者様の声を聞くことがあります。手術後1~2年くらい経ってから、レンズの後ろにある膜(後嚢)が濁ってきて、またかすんで見えにくくなることがあります。これは後発白内障というものなのですが、再手術の必要はありません。YAGレーザー光凝固装置を使用して、2~3分程度の時間で、全く痛みなく通院で治療できます。もちろん日帰りで、処置後のケアは特に必要ありません。
『白内障の手術をした直後はよく見えたけど、また見づらくなってきたわ』という患者様の声を聞くことがあります。手術後1~2年くらい経ってから、レンズの後ろにある膜(後嚢)が濁ってきて、またかすんで見えにくくなることがあります。これは後発白内障というものなのですが、再手術の必要はありません。YAGレーザー光凝固装置を使用して、2~3分程度の時間で、全く痛みなく通院で治療できます。もちろん日帰りで、処置後のケアは特に必要ありません。
緑内障は気が付かないうちに視野が狭くなり、失明に至ることもある怖い病気です。その主な原因は、目の中を流れる水(房水)の流れが悪くなり、眼圧が上昇することです。通常、眼圧を下げるためには目薬を使用しますが、それで効果が不十分な場合、手術が必要になることが多いです。SLTレーザーは、房水の排水溝にあたる線維柱帯に弱いレーザーを照射し、房水の流れを改善するレーザー治療です。日帰りで、痛みは少なく、10分程度で終了します。
急性緑内障に対するレーザー治療(レーザー虹彩切開術)にも対応しております。
様々な原因で引き起こされた眼底出血・黄斑浮腫に対して悪化を食い止め、視力を改善させるためにいろいろなレーザー治療を組み合わせて行います。
網膜の一部分、悪い部分だけにレーザー治療を行います。糖尿病などが原因で、ものが歪んで見える、中心部分がかすんで見えるという症状が改善することがあります。ほとんどの場合、1回で治療が終了します。
症状が進んだ糖尿病網膜症の方、網膜静脈閉塞症の方に行うレーザー治療です。黄斑部(網膜の中心部分)以外の網膜に対し、広範囲にレーザー治療を行います。4~5回かけて行います。回数が多いため、治療前に比べて視力が低下することがありますが、症状の悪化を防ぐために必要となることがあります。
非常に照射時間の短いレーザーで網膜に瘢痕を残さないため、黄斑部にも照射でき、黄斑浮腫の治療が行えます。